チョコレート、好きですか?
ここを読んでくれているあなたは、きっと好きですよね^^
冬はチョコレートの新商品が多数リリースされ、チョコレート好きにはたまらない季節ですね。
そこで、今回のテーマは『チョコレートの雑学』。
これを読めば、お店に並ぶチョコレートを見る目が、ほんの少し変わるかもしれませんよ♪
カカオからチョコレートができるまで
カカオの産地
カカオは南米原産の熱帯植物。
そのため、栽培できる地域も限られています。
2016年のデータでは、西アフリカのコートジボワールがダントツの生産量トップ。
以下、同じく西アフリカのガーナ、アジアの主要産地インドネシア…と続き、
生産量トップ10の大半をアフリカ諸国と中南米が占めています。
☆地図上で黄緑で塗りつぶされた国が右表のランキング上位10か国、
上下のオレンジのラインに挟まれた範囲が、カカオの栽培に適しているとされる北緯20度から南緯20度までの「カカオベルト」と呼ばれる地域です。
主な生産地がカカオベルト内に集中していることがよくわかりますね。
しかし2000年代に入ると、日本でも石垣島(沖縄県)や小笠原諸島(東京都)でハウスを使った試験栽培が始まり、
2019年にはついに小笠原諸島産のカカオを使ったチョコレートが商品化されました。
実はチョコレートは〇〇食品
カカオの実は長さ20cmくらいで、いびつなラグビーボールのような形をしています。
厚さ1cmほどの硬い殻に覆われた「パルプ」と呼ばれる果肉に包まれた状態で入っているのがカカオの種=カカオ豆で、1つの実から30~40個ほどのカカオ豆がとれます。
このカカオ豆をパルプと一緒にバナナの葉にくるんだり、木箱に入れたりなどして、1週間ほど発酵させます。
チョコレートは発酵食品だったのですね!
カカオ豆を発酵する理由は
・カカオ特有の香り成分のもとを作る
・カカオ豆の発芽を防ぐ
のふたつ。
発酵が進んだカカオ豆は天日や温風などで乾燥し、工場がある国々へ出荷されます。
日本にやってくるカカオ豆は、この発酵・乾燥を終えた状態のものです。
チョコレートまであと少し
工場に着いたカカオ豆を選別し、砕いて皮などを取り除きます。
この状態のものは「カカオニブ」と呼ばれ、最近では食感を生かして製菓材料として使われたり、栄養価の高さからスーパーフードとしても注目されています。
このカカオニブを焙煎してすりつぶしたものを、冷やして固めたのが「カカオマス」。
カカオマスにココアバター、粉乳、砂糖などを加えてさらに細かく砕き、撹拌して、テンパリング(調温)、冷却、熟成を経てチョコレートが完成します。
ココアバターはチョコレートに添加される他、体温で溶けるという性質を利用して化粧品の材料にも使われる。
チョコレートの種類いろいろ
市販されているチョコレートは、大きく分けると以下の4種類に分けられます。
ダークチョコレート
ビターチョコレート、ブラックチョコレートともいう。
カカオマスの割合が多く、粉乳や砂糖の含有量が少ない、あるいはほとんど含まれないチョコレート。
ミルクチョコレート
ダークチョコレートに比べると粉乳や砂糖の割合が多い。
日本の場合、日本チョコレート・ココア協会が定めた「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」によって
「チョコレートのうち、チョコレート生地に含まれる乳脂肪分が14%以上」
と規定されている。
ホワイトチョコレート
ココアバター、砂糖、乳固形分で作られている。
チョコレート特有の褐色成分が取り除かれているため、白い。
日本で初めて商品化したのはあの六花亭。お土産にいただいたり、買ったことがある方も多いのでは?
ルビーチョコレート
2018年に世界で初めて商品化された、比較的新しいチョコレート。
「ルビー」の名が示す通り、鮮やかなピンク色をしている。
このピンク色は着色料によるものではなく、実はカカオ由来のもの。
その他、これらのチョコレートを原料に、ナッツやフルーツを加えたものや、ウエハースやクッキーなどにコーティングしたものなどがあります。
これらは「チョコレート菓子」と呼ばれ、上述の「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」にもその定義が示されています。
いつもとちょっと違う楽しみ方
パッケージを開けて、そのままお口の中へ…
それももちろんアリなのですが。というか、だいたいはそうなっちゃいますよね(笑)
だけど、彩り豊かなチョコレートがたくさん出回るこの季節ならではの楽しみ方もありますよ♪
ここでは、チョコレートを五感で楽しむ「テイスティング」の方法をお伝えします。
用意するもの
チョコレート、ミネラルウォーター(※常温よりぬるめの軟水がおすすめ)
テイスティングを行う時のポイント
・空腹時と満腹時は避ける
・室温は18~20度に調節しておく
・カカオの香りを楽しむため、香水や化粧品など香りの強いものは身に付けない
・お部屋の照明は暖色寄りにすると、視覚的にもおいしそうに見えます
・装飾が施されているものは、細工の精巧さや色の美しさも堪能する
・まず鼻で香りを楽しみ、それから口に含んで食感や鼻から抜ける香りを楽しむ
・チョコレートをひとつ食べ終えるごとに、ミネラルウォーターで口の中をリセットする
・数種類のチョコレートがある場合、カカオの含有量が少ないものからいただく。上記の一覧でいうと ホワイト→ミルクorルビー→ダーク の順になります
食べ過ぎには十分注意して、素敵なチョコレートライフを送ってくださいね!
参照サイト一覧
世界国別カカオ豆生産量推移 | 統計・レポート | 日本チョコレート・ココア協会
カカオ豆は不足の危機!?日本で栽培する「国産カカオ」チョコレート事例 – 地方移住のMACHI LOG
カカオの発酵について。クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー)
【1】 【2】 【3】
【カカオの乾燥について】クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー)
キットカットショコラトリー サブリム ルビー-【公式】 ネスレ通販オンラインショップ
チョコレート製品について | チョコレート類の表示に関する公正競争規約 | 日本チョコレート・ココア協会
チョコレートの食べ方~準備、順序、コツ~|ピエール マルコリーニ公式通販サイト
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